あなたはギバーでしょうか、テイカーでしょうか。
人はギバーか、テイカーである。
ギバーとは、与える人のこと。
物、言葉、機会、教えなどを惜しまず与える人のこと。
当然、ギバーと一緒にいると良いことが多い。
ギバーは与えるために与えるものを得ることに努める。
結果的に成長する。
また、与えることに幸せを感じる生き方である。
与えられる側が幸せか不明だが、幸せになる可能性は高い。
ただし、ギバーはテイカーに搾取されやすい。
ギバーが不満になりやすい点である。
ギバーはテイカーによって不幸になる可能性が高いのである。
一方、テイカーとは、もらう人のこと。
ほしい、ほしいと言う人もおれば、しれーっと得ている人もいる。
テイカーも情報を得るので成長はするが、ギバーほどではない。
近くにギバーがいないと情報を得ようとしない。
テイカーはギバーがいれば幸せになれる。
勿論、人はどちらの要素もあるが、できればギバーの集団の方が幸せになれるでしょう。
医療者は職業的にはギバーである。
医療者は、物、サービス、教育、環境を提供する。
では患者さんやお客さんはテイカーでしょうか。
患者さん、お客さんもギバーであれば、より幸せな選択ができるかも。
患者さん、お客さんは自分の体の専門家であることを自覚し、しっかりとアレルギーがないか、今行っている治療、内服している薬、症状や生活環境、意思などを伝えないといけない。
結論として、ギバーは、他のギバー、テイカーを幸せにするし、テイカーがいないとギバーはよりギブできないので、お互いにギブしテイクすることが大事である。
不幸にさせるほどテイクし過ぎない、不幸になるほどギブしない。