上は一体何を考えているのでしょうか?
後輩から愚痴られる。
「先輩はしたいことができてますか。私はしたくもないことをさせられて、できることをさせられていないのって、組織としてもマイナスじゃないですか。なのに、何を考えているか分からないですね。」
そういう時期、あったわ。てか、真っ当な意見だと思いますね。
答えは正直分からないので、「組織ってそういうものよ。色々な思惑があって、必要な場所に必要な人を配置する。たとえ苦手だと分かっていても、将来的にできるようになってほしいという思いもあるでしょう。」と答えてみた。
正解かもしれないし、全然関係ないかもしれないけど、そう思って今も過ごしてる。
1年1回ぐらいのペースで部署移動。やっと業務を覚えても新しいことをさせられる。
不思議なことは多い。
色々な理由はあるでしょう。
・新人だから色々なことを学ばせたい。
・苦手そうだから敢えて
・事業展開を見越して
・能力がある
あるいは
・人間関係的に・・・
・とりあえず補充要因
どこも人数が限られている中でやりくりをしないといけない。
産休や病欠などもあったり。
どこか諦めている部分もあるが、こういった愚痴をもらうと改善しないとダメだなとも思ったり。
こういった環境が良いと思う人がいることも事実。
研修が充実、お金が充実、福祉が充実などその人それぞれで優先順位が違う中で組織は動いていく。
私は患者さんのためになればいいと思う人間なので、自分の能力が組織に、患者さんに貢献できるならどんな業務でも、どんな場所でも気にならない。
つまり、そういう配置をしてほしいと願うだけ。
とはいえ、自分の能力は止まってしまっているなとも思う。
生涯研鑽が必要な薬剤師としてはもどかしいのも否めない。
色々な研修会に出て、いつでも指名されたら能力が発揮できるように準備しているつもりではある。この能力で色々な人が幸せになってほしい。
綺麗ごとな内容に見えますが、実はみんな社会貢献への欲はあると思う。
たまたま一軒家住みで、パートナーや子供もおらず、運よくお金には大きく困ってないため、次の欲としては楽しい仕事、プライベートである。
いつ死んでも悔いがないように生きることを常に考えている。
できるだけ迷惑をかけないように生きたい。
でも、自分も大事にしたい。
仕事もライフの一部であり、できるだけ充実したものにしたい。
組織としても充実してほしい。なんなら日本全国の組織が充実してほしい。
無理だと分かっていても。
まずはその後輩が幸せになるように願い、模索してみようと思う。
できることがあるだろうか。